2月1日にキャリア形成学科の学びの成果報告会を行いました。
学びの成果報告会とはキャリア形成学科の全学年が集まり、それぞれの学年から2名代表者として発表を行います。
1年生は気になる職業について、2年生はあかね祭の実行委員会の活動について、3年生はドレスショーについて、4年生は卒業論文を発表しました。
まず1年生は基礎ゼミの課題で、気になる職業を調べ、気になった理由や今後の展望について発表してくれました。
発表の中で同じワードが出たときは、「この学生はこれを大切にしていたり、価値観なんだな」と気づくことができ、職業だけではなく学生の本質的な部分まで見ることができました。そう思うと、もっと色んな学生の気になる職業や価値観やその学生のことをもっと知りたいと思いました。
2年生は、あかね祭の実行委員会の経験を発表してくれました。
あかね祭は4年ぶりの通常開催で、通常開催を経験した学生がいませんでした。
たくさん悩み・不安もあったかと思いますが、メンバーと協力し合い1年間じっくり準備をしてくださったおかげで、とても楽しいあかね祭となりました。
模擬店出店に伴うスポンサーの協力や、ゲストを招くための声掛けなど、やることもたくさんあり大変だったと思いますが、自分たちのアイディアやひらめきが活かせる場でもあると思います。
これは社会人になったときも企画力や実行力・交渉術など、色んな場面で活かせると思うので、興味がある方はぜひ参加してみてください!
3年生はドレスショーの経験を発表してくれました。
ドレスショーは、ファッション専門のゼミと映像専門のゼミが合同で行われたものです。
まずファッション分野では、ドレスの作成を行いました。ドレスにお花や使用しなくなった生地を貼り付け、オリジナルのドレスを作りました。
映像分野では、どこにカメラを配置するのかなど細かいところまで設定していました。
ファッションショーは聞いたことや見たことがあると思いますが、ドレスショーは中々見る機会が限られていると思うので、見た方だけではなく先生や学生もとても良い経験や思い出が作れたのではないかと思います。
また別ゼミが合同で何かをするというのも他大学にはない特徴なので、面白そうと思った方、ぜひキャリア形成学科のブログやInstagramをチェックしてみてください!
最後に4年生は卒業論文の発表をしてくれました。
1人目は電動車椅子について発表しました。電動車椅子は歩行困難や免許証返納のために車の運転が難しくなった方に対して使われることが多いです。
しかし衝突・転倒事故も報告されているそうで、より安全かつ快適に利用していただくためにはどうしたら良いかというアプローチをしました。
本学の学生や教職員に乗っていただき、乗った巻子や意見をもとに改善できるところがないかを提案しました。
2人目は脱プラスチックにして、紙の利用を促していることに疑問をもった論文を発表しました。
ストローやスプーンなど、あらゆる場面で紙に変えられたり、ビニール袋削減のためにマイバッグを持ち歩くといった流れが来ています。
しかし果たして本当にそれが環境問題の解決になるのかという点に着目して研究を行いました。
その結果、紙も視点によっては環境問題に悪意協を及ぼしているという結果になりました。
この2名に共通しているのは、当たり前・完成されているものに対しても「それって本当?」と疑問をもっているところです。
卒論に限らず日常生活でも、「当たり前のようにみんながやっているから」ではなく、そこに疑問と自分の意見を持つことの大切さを改めて実感することができました。
いかがでしたか?
キャリア形成学科では、型や常識に囚われすぎず、「やってみたい」を応援し実現できる場所です。
これは学生だけではなく、先生方も学生と同じ目線で考えたり、一緒に楽しんで取り組んでくださるので、一人ではできなかったことも学生や先生と協力することで、あなたの「やってみたい」が形になりますよ。
それは人生の糧にもなり、卒業後もどこかで活かせるときが来ると思います。
私たちは、そんなあなたの自由な発想と想像力をいつも楽しみにしています!
最後に発表者の方、発表会の準備や当日もお疲れさまでした!
またご指導・運営してくださった先生方、ありがとうございました!