前回の続きです。
このテーマで最後にお伝えする内容が自己分析や就活をする上で一番の鍵を握っていると言っても良いぐらい、本質的で一生使える内容になっています。
自己分析が思うように進まない方や、理由が分からないまま選考落ちが続く、このまま就活しても苦しい・辛い方ほど読んでいただきたいです!
もちろんそうじゃないよという方も、これを取り入れるだけで行動や結果が大きく変わると思うので、参考にしてみてくださいね!
では早速参りましょう!
最後に「③セルフイメージ(=自分に抱いている自己認識。思い込み)が低い状態で、自己分析をしていないか。」ですが、まずセルフイメージという言葉聞いたことありますか?
一言でいうと、「私は○○である」と当てはまる言葉によって、自分やイメージが何なのかを表します。
この○○に当てはまる言葉が「あなた自身」を形成しており、その設定どおりの人生を歩んだり、行動しているということです。
人生はそう思えばその通りの設定になるので、この○○の部分がプラスの言葉が多ければ多いほど、プラスの現実が起こりますし、逆にマイナスの言葉が多ければ多いほど、マイナスな現実が起こる仕組みになっています。
例えば「私は自信がある」という思い込みで生きているなら、「何か起こっても私の絶対的な価値は自信がある」なので、「どうせ大丈夫」とか「ほかに方法はないかな」と切り替えが早かったり、事実と価値を結び付けていないので軽やかに行動に移せます。
しかしセルフイメージが低いと、「私はいつもこうだから」と行動に移せなかったり、外側の方法や現実に振り回されて、「ほらやっぱり。私は○○だから、いつもこうなる」と自分の価値と出来事を結び付けて落ち込みやすくなります。
自己分析に加えて、今自分がどんな状態なのか、どんなイメージ・思い込みを持っているのかを書き出してみてください。
言葉が出てこないという方は、長所・短所一覧表を参考にしてみると進めやすいと思います。
そこで注意していただきたいのが、プラスの言葉が多いからいい、マイナスな言葉がたくさん出てくるのは悪ではないので、そこは安心して取り組んでみてくださいね。
むしろ今の状態に嘘をついたまま次のステップに行っても躓くだけなので…。
これができたら、次のステップをお伝えしますね。
結論から言うと、当たり前にやっていることを大げさに褒めることです。
マイナスな言葉が多いということは、今までもマイナスな言葉を言い聞かせているということなんです。
これを植物に例えるとよりイメージしやすいと思いますが、植物は太陽や水を与えられてすくすく育ちますよね。(植物によりますが…)
逆に泥水や真っ暗な場所など、適さないものを与え続けると育たなくなりますよね。
これと同じで私たちもプラスな言葉を与え続ければそうなっていきますし、マイナスな言葉を与え続ければそうなっていきます。
これが良い悪い・正解不正解ということはないのですが、プラスの言葉をかけることで自信が持てたり、やりたいことや好きなことを思いっきりできるなら、こちらの方が良いと思いませんか?
例えば、「朝早く起きれたね!今日も素敵な一日になるよ!」とか「今日もいっぱい歩いたね。お疲れ様!」など、たくさん褒め言葉を自分にかけてみてください!
私も最初このワークを聞いたとき、「こんなしょうもないことやっていて意味あるのか」と半信半疑でしたが、取り組んでいるうちに心が穏やかになったり、自分の存在が尊いと思えたり、私は私のままでいいんだと思えて、自分の心に正直になって取捨選択や行動できるようになりました。
当初「変わらなきゃ」とか「このままでは終わる」など焦燥感や不安に駆られながら闇雲に行動していた自分が、「この目標を達成するために、この行動が必要だからこれをしよう」と適切な行動ができるようになったおかげで、自分のやりたいことに時間やお金を費やせたり、メンタルも安定してきました。
「今すぐ変わりたい」と思っているときほどこの小さなステップを無視しがちですが、この小さなステップができていないのに、大きな成果を手に入れても使いこなせる器がなく、結局活かせないまま終わるなんてこともありますよね。
手に入れたから・成果を出せたからうまくいくのではなく、その成果や結果を受け取ったときに活かせたり・使いこなせる器や技量があるかどうかが大切になります。
「こんなことをやっている暇はない。それよりこれをやらなきゃ。」と思っている方もいるかもしれませんが、土台を整えるだけで自分のメンタルや行動・結果・その先の未来も大きく変わります。
同じ結果を繰り返している人ほど、外側の方法やテクニックを漁るのではなく、自分の心の内側に向き合い、自分が変わるだけで今までとは違った景色や経験を体験できますよ。
この記事を読んで「今までうまくいかなかった理由が分かった!」とか「土台を整えることの大切さを知れた!」という方は、行動だけではなく自分の心の内側にも目を向けることにも意識してみてくださいね!