今回は学生インタビューということで、各学年の学生にインタビューを行いました。
特に高校3年生は進路を考え始める時期だと思いますが、キャリア形成学科のリアルな学びが少しでも伝わり、後悔のない選択をしてほしいという想いから、各学年代表者を選び、インタビューしていただきました。
インタビューのトップバッターは、4年生です。
4年生は就職活動だけではなく、卒業論文の作成に向けて取り組む時期でもあります。
4年間積み上げてきた経験をたくさん語ってくださったので、ぜひ少しで心に残るメッセージがあれば受け取り、今後の人生にも活かしていただけたら嬉しいです。
Q.キャリア形成学科を選んだ理由を教えてください。
A.高校生の頃は、やりたいことや目指したいことがなく、興味も分かっていない状態でしたが、唯一メディア関係は少し興味がありました。
そのため、芸術系・メディア学を中心とした学校も見ていましたが、私自身はしっくりきませんでした。
その一方で、キャリア形成学科は、経営学をベースに色んな分野の勉強ができるため、大学で勉強したことを社会に活かしやすいと考えました。
また、実践ベースの講義が多いのも選んだ理由の一つです。
理解するだけ・講義形式だけでは応用が利きにくいですが、手足を使って体験することで感覚が身につくので、どんなシーンにも応用が利くと考えました。
Q.現在、映像を専門とするゼミに所属されていますが、そのゼミを選んだ理由と、活動内容と学んだこと・感じたことを教えてください。
A.ゼミを選んだ理由は、入学前から映像関係に興味があり、色んな学びを通しても映像が好きであることは変わりなかったので、そのゼミを選びました。
活動内容は、3年生でCM再現撮影を学校の近くで行ったり、プロジェクションマッピングやアップサイクル・ブライダルの撮影も行いました。
そこで学んだこと・感じたことは、主役(演者)の動きも一人一人異なるため、その主役が輝く見せ方を考えなければいけないことを学びました。
今まではただ楽しく、先生の指示に従って撮影をしていましたが、役割やその場面に応じた対応力や判断力、それを仲間と連携することの大切さを学びました。
Q.たくさん映像関係に携わってきた中で、集大成となる卒業論文のテーマを教えてください。
A.卒業論文は制作を行おうと考えています。
大まかではありますが、ピアノが趣味なので、自分らしさを活かせる曲も作れればいいなと考えています。
今まで悩むこともたくさんあり、やりたいことが見つからないことにプレッシャーを感じていました。
学年が上がるにつれてイベントなどのお声がたくさんかかり、自分がやりたいと思ったことには積極的に参加しましたが、その分時間にも体力にも余裕がない時期がありました。 当時は色んな葛藤を感じていましたが、今では「その経験があるから、今がある」と思えているので、その気持ちを卒業論文で形にしていきたいと考えています。
Q.オープンキャンパスのスタッフ・キャリ研(キャリア研究所)を始めた理由と、そこで学んだこと・感じたことを教えてください。
A.オープンキャンパススタッフを始めた理由は、ぱっと思いついたのが、イベントスタッフをやりたいということでしたが、徐々に経験したことを伝えたいという想いも出てきたからです。
高校生の頃は、大学と高校の違いなどイメージがつきませんでした。
私は、この大学を選んで正解だったのですが、周りの友達で「この大学にすればよかった」など後悔している人もいます。
だからこそ、進路に悩んでいる高校生に対して、何に迷っているのか同じ目線で考えて寄り添うことで、ギャップをなくしてあげたいと思いました。
キャリ研を始めた理由も、オープンキャンパスのスタッフを選んだ理由に加え、映像で学んだことを活かしながら、高校生の進路に役立てたいと思ったからです。
Q.次に就活で頑張ったことや工夫点を教えてください。
- 当初は、就活どういうものなのか分かっていなかったので、不安が大きかったです。
そのため、合同企業説明会には積極的に参加して、どんな企業があるのか、職種の特徴など、たくさん調べました。
また、就活を通して大切だと実感したことが、話の引き出しを増やすことです。
私は、自分の興味に従って他の学科にはない経験をしたからこそ、自分らしくアピールできたのだと考えています。
その結果、自分が行きたいと思っている会社から内定をいただき、面接官も細かいところまで気づいてくださるので、自分らしさを出しながらも、それがどうすれば伝わるか考えながら準備していました。
就活間際になってアピールすることがないからと資格取得をしたり、留学をしている学生もいるので、個人の感覚だと3年生の前期までにやりたいことはやったほうがいいと思います。
そして、感謝の気持ちを忘れない、お礼メールを送る、言葉遣いに気を付けるなど、当たり前のことを当たり前にすることも徹底していました。
Q.次に卒業後の目標を教えてください。
- 大学で勉強したことを活かしたいです。
例えば、現在取り組んでいる国際交流のサークルの経験から、団体に所属したり、日本語学校のスタッフやボランティアとして携わりたいと考えています。
ゼミやイベントなどの活動を通して、活動しやすい雰囲気作りや事務的なサポートをすることが好きであることに気づいたため、悩んでいる人や困っている人に寄り添い、頼られる存在でありながら、信頼し合える仲間と協力していきたいと考えています。
Q.最後に高校生に向けてメッセージをお願いします。
A.自分がしたいことや少し興味があって迷っているなら、まずやってみることです。
何も興味がない・特技がないからと、急ぐことも悩むこともないですし、少しでも興味があるなら、その時にしたいことをやっていました。
取り組んでいる中で何か違うなと思ったら途中でやめてもいいし、やりたいと思ったことが将来に繋がらないとしても、それが思い出になったり、違う形で役に立つときが来るかもしれません。
そのため、好奇心を持って積極的に行動することが大切だと思います。
また、私は「自分で決める」ことを徹底しました。
1人で行動することに不安を感じるかもしれませんが、同じ興味・目標を持っている人が集まっているので、信頼できる仲間と出会うことができます。
それでも不安という方は、周りを巻き込んで一緒にやってみるのもいいかもしれません。
どんな形であれ、最初の一歩を踏み出してみることが大切です。
さらに、出会った人との繋がりや思い出、自分を大切にしてくれる人を大切にしてください。
高校や大学に限らず、その時にしか得られない経験・出会いがあり、それが今後の人生の糧になると思います。
以上、4年生からのメッセージでした!
いかがでしたでしょうか?
今回のインタビューで、心から湧き出た想いや感情を大切に過ごしており、それを形にするために積極的に行動・活動している様子が伝わりました。
キャリア形成学科では、自身の好奇心や興味・関心を形にできるようなサポート体制が整っています。
そのため、「今どうしたらよいか分からない」、「こんなことを言って迷惑にならないかな」という不安を抱えている方も、好奇心旺盛な先生や仲間がたくさんいるので安心してください。
そして、やりたいことがあれば積極的に「こんなことがしたい!」と声を上げてください。
あなたの純粋な感情や想いに共感してくれる仲間がたくさん集まり、一人ではできなかったことも仲間と協力し合うことで、あなたの夢や目標を叶えることができます。
その過程で楽しいこともあれば辛いこともありますが、それも思い出の一つになると思うので、高校生までではできなかったことを、ぜひキャリア形成学科で形にしてみませんか?
私たちは、どんな大きさや形であれ、あなたの興味・関心を引き出し、形にできよう応援しています!
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