ビオトープとは、ドイツから生まれた概念で、語源はギリシア語からの造語(bio(命) + topos(場所)になります。
生き物が住みやすい場所、または、都市開発などで失われた自然環境を回復・再生させることを指すこともあります。
10月22日、環境問題に関心のある学生が学ぶゼミにて、ビオトープの整備をしました。
今年の夏も観測史上最高の気温を記録し、何度も激しい豪雨の日がありました。
この間、雑草が茂り、水循環のない池は干上がり、今夏に再整備したビオトープも、散々な状況でした。
しかし、専門の庭師の先生のご指導のもと、学生どうしで協力して、再び、見た目にもいいビオトープを再現することができました。
高校生の皆さんは、最近、土に触れたことがありますか?小学生以来、土は触っていない、という方も多いのではないでしょうか。
環境学を学ぶゼミでは、気候変動、生物多様性、廃棄物問題などさまざま専門的な内容を取り扱いますが、ときどき直接土に触れ、生き物を発見し、生命の息吹を感じる体験も重要だという思いから、このような学習も取り入れています。