京都大学で開催された第22回大学教育フォーラム（2016年3月17日）で、本学キャリア形成学科の乾准教授（写真左）が、大阪府立今宮工科高校（同校担当教諭：井上翔一先生（写真右））との高大連携により開発したキャリア教育プログラムの意義・内容・成果などを研究発表しました。

この高大連携は、高校生の進路決定時の意思決定力を高めることを目的に、1回生のコース選択時に情報の収集・整理・価値付けと意思決定の方法を学ぶことのできる授業とテキスト開発が主な取組みになっています。

キャリア教育に位置付けられた高大連携は、全国的にも少ないことが先行研究でも指摘されていますが、実践の結果、96パーセントの生徒が自らのコース選択に満足し、94パーセントの生徒がコース選択に役立ったと回答しました。

キャリア形成学科では、このような先進的な高大連携にも積極的に挑戦していこうと考えています。

興味のある方は、当日発表のポスター要旨もご覧ください。
http://www.highedu.kyoto-u.ac.jp/forum/archive/index.php?id=21