幼児教育コースの学生は、2年次、3年次で計5回の実習を行います。その最後の保育実習Ⅱ・保育実習Ⅲを12月に終えました。
今回の実習報告会は『実習中に印象に残ったエピソードを読み解く』をテーマとしてエピソードをもとにロールプレイを交えて8グループが発表をしました。エピソード題は〈新聞紙リレー〉〈異年齢保育っていいなー〉〈わざとじゃないもん〉〈扉開けて〉〈かるた遊び〉〈わたしの名前〉〈H組のスーパーヒーロー〉〈魚釣り〉です。
ロールプレイしたエピソードをもとに意見を交わしました。「ケンカを解決することに重点を置いていて子どもの気持ちを考えられていないということに気づいた」「子どもの気持ちに寄り添っているのかという問いかけにハッとした」というように、子どもの言葉や行動の意味を考えて寄り添うことを学び合いました。
実習中のエピソードを実際に演じる力をつけたこと、エピソードを省察し子どもの気持ちを洞察する感性に気づけたこと、これらは保育者として育ちつつある姿であります。