保育士資格を取得するためには3回の実習を行います。そのはじめにあたる保育実習Ⅰ(保育所)で経験し、学んだことを共有する実習報告会を行いました。各自の実習中に印象に残ったエピソードをグループで聞きあいました。
何でも、いや、という子への手を変え品を変えての関わりや、虫や泥が大好きな子どもたちとの関わりについて、また子ども同士のけんかの場面についてなど、報告を聞いていると、学生が懸命に、驚きをもって子どもたちと過ごしたことがわかります。
全体会では2人の学生が発表しました。実習園から来てくださった先生方から、コメント、奨励をいただきました。とりわけ短期大学部こども保育学科時代の卒業生である保育士の方の、数年前の実習を思いだしながら現在の保育にあたる日々を語ってくださった姿は、まぶしく、励みを受けるものとなりました。
学生たちは、早速、次の施設での実習に向かっての学びをしています。保育実習ではエピソードをあげて、そのエピソードの意味を読み解くことを重ねていきます。