保育士資格、幼稚園教員免許を取得するためには数カ園での実習を経験しなければなりません。そのため大学の授業(「実習指導」)では、現場での実践力を養うために「模擬保育」を行います。模擬保育では、学生が保育者役と子ども役になり、保育の現場を想定した活動を行った後、討議を通して保育を考えあうものです。
保育者役の学生はできるかぎりの準備をして模擬保育に臨むのですが、実際に行ってみると、動きがぎこちなくなったり、子ども役への言葉がけに迷ったりすることもあります。また、皆で楽しくなって盛り上がることもあります。
本学では学生ができるだけ広いスペースで伸び伸びと動けるよう、また現場により近い環境で行えるよう、保育実習室や教職実習室で模擬保育を行っています。