10月7日、幼稚園実践実習を終えた3年生、4年生が実習報告会を行いました。
3つの教室に分かれて、換気やマスクなど感染症対策を行ったうえで実施しました。
今回の報告会は学生自身が運営を行いました。司会の学生が進行を確認して、和気あいあいとした雰囲気の中、始まりました。原稿を読み上げるのではなく、自分自身の言葉で、皆の目を見ながら実習で学んだことを語りました。
実践実習とあって、「設定保育の時、園児の意見を取り入れながら進めるとよかった」「自分が落ち着いていたら、園児も落ち着いて活動に取り組める」「設定保育の前に何度も自分で試作して試したことが、作り方を覚えることにもなったし、指導案の書き直しも自分の力になったと感じる」など、自分が保育者として園児の前に立ち、やってみた経験から学んだことを具体的に話してくれていたことが印象的でした。
また、コロナ禍の中の実習とあって、「感染対策について、子どもに「▲▲しちゃダメ」のような否定的な言葉ではなく、「○○するとこんないいことがあるよ」とポジティブに伝える」「運動会の練習のやり方も、向かい合わないようにしたり工夫していた」など、園児の健康を守りながらも日々の保育を進めていくための様々な工夫や実践について話してくれた学生もいました。
話しながら実習のことを思い出してきた様子で、マスク越しにも熱意が伝わるような生き生きとした発表をしてくれました。
多くの学生はこの後、保育実習Ⅱ・Ⅲに進みます。今回の実習で学んだことを胸に、歩みを進めていきましょう。