保育実践演習は4年生の授業で、「理想の保育園づくり」に取り組んでいます。
「理想の保育園を作る」ことは、これまで学んだことや実習での経験を総動員させて、何を理想とするのか、より良い保育を考え、表現していく活動です。
特別講義として、建築家のコアー建築工房 上垣内 寛 先生をお招きし、『子どもの育ちを支える住環境・園舎』と題し、ご講演いただきました。
保育園は子どもたちが一日の大半をすごす場所です。実際に住まいを作られる際に大切にされている事や園づくりの実践事例から、保育園づくりのヒントをたくさん吸収しました。
<学生の感想です>
・特別講義を受講して、建物の大切さを改めて感じました。保育園も毎日長時間過ごす場所であるので何を使って作るのか、どのような空間を作るのかなど考えて作らないといけないと感じました。
・幼少期に子どもがどういった環境で過ごすかが今後の人生のベースとなるので、「環境」にも着目していかないといけないなと思いました。
・施設の建設にあたっては、保育士やそこで働く人の意見も取り入れていると知り、連携をとることは大切だと感じた。
・子どもたちが安心して過ごすためにはどのように環境を工夫していくべきなのかをよく考えて環境構成を行っていきたいと強く感じました。
・地域の風土を知り、その地域に溶け込むような家を作ることに心がけているということを学び、保育園を作る上でも安心・安定感を求めるには大切なことではないかなと思った。
次は、講義で学んだことを活かして、実際に園舎や保育の内容を考える活動です。
どんな保育園ができたか、またご紹介します。お楽しみに!