造形ゼミ4年生のMです。私は、1.2歳児の発達を促すおもちゃをテーマにボックスおもちゃを制作しました。
私は、ボックスの5つの面で1・2歳児の発達を促すおもちゃを考えて作りました。1つ目は、紐通しです。子どもの手や指先の発達を促すおもちゃです。指先を使って紐に通したりしながら遊ぶことができます。また、通す物は動物なので動物の認識力も育つことができます。
2つ目は、型はめです。丸、四角、三角の型にはめるおもちゃを作りました。形や向きを認識する力を育てることができます。型に入れたり出したりを繰り返して遊ぶことができます。全部入れられた時には、達成感を味わうことができると思います。3つ目は、顔はめです。目、鼻、口がどこにあるのか、顔を認識することができます。
4つ目は音が鳴るおもちゃです。2つついていて、一つは指先で押したり振ったりすると音が鳴るもので、もう一つは息を吹きかけることで音が鳴ります。子どもは音が出るものが大好きなので取り入れてみました。また、子どもは気になると引っ張りたくなることがあるので、引っ張っても遊べるように取り付けました。
5つ目は、お絵描きができるスペースです。子どもは絵を描くことが好きです。ホワイトボードを取り付けることで、ペンを持って自由に絵を描けます。ペンを持つ指先の発達を促すことができます。また、子どもだけではなく、保育者が絵描き歌をしたり、何か絵を描いて子どもたちにクイズを出したりしながら子どもたちと一緒に楽しめると良いと思いました。
このおもちゃを制作して、1・2歳児の成長や発達に合った物を作れて良かったと思いました。実際作りながら、「こんな成長をさせてあげたい」「こう工夫することでこんな育ちにも繋がる」という発見をしながら試行錯誤で作ることが出来たので、作る過程がとても楽しかったです。