毎年、11月末から12月上旬にかけて、保育実習Ⅲの実習を行っています。
保育実習Ⅲは、保育所以外の児童福祉施設のうち、学生が希望した施設種別で実習を行います。
今年度は、児童養護施設、児童発達支援センター、そして、児童館で実習を行いました。
このうち、大学のすぐそばにある葛野児童館で実習を行った学生の様子をお伝えします。
地域の子育て家庭向けの企画「親子であそぼう」に、本学実習生もスタッフの一員として参加しました。
クリスマスが近づくこの日のプログラムのメインは、クリスマスリースの飾りつけとブラックライトを使ったパネルシアター鑑賞でした。
リースづくりでは、実習生も一人ひとりに材料を手渡したり、親子の様子を見守ったりしました。
パネルシアターでは、職員の方とともに、実習生が「ジングルベル」を歌いました。
そして、その歌に合わせて、タイミング良くパネルの輝く絵を変化させていきました。
リースづくりも、パネルシアターも参加した子どもも保護者も楽しんでいらっしゃいました。
実習生は、スタッフとして準備からかかわるなかで、その大変さを知るとともに、実際の親子の喜ぶ姿を見てやりがいを感じることができたのではないかと思います。
保育実習Ⅲは、4年間のすべての実習のなかでも最後の実習となります。
このように、学生は、集大成として、実践的に子どもや保護者へのかかわりを学ばせてもらいます。