地域の親子さんに子育てのお話を伺う、「子育て交流会」を行いました。今年で第10回となります。今回は代表学生が、こどもひろばに来てくださっている親子にインタビューを行い、2年生全体に動画を配信するという形で実施しました。
インタビューにお答えくださったのは、5か月のSちゃんのお母さん、9か月のMちゃんのお母さんのお二方です。
子育てのこと、二人目育児、コロナ禍でのご出産のこと、ご自身について…など学生が事前に考えてきた質問に、やさしく答えてくださりました。
コロナ禍での妊娠・出産ではいつも以上に体調の管理に気を使われたそうです。
「保育者に求めることは?」との質問には「一人ひとり、その子自身をよく見て、何が好きなのかなとか、どんな遊びをしているのかなと知って一緒に遊んでもらいたい」「信頼や責任感を大事にしてほしい」など、保育者を目指す学生にとって、示唆に富んだお話もいただきました。
「親になって変わったことは?」という質問に対して「ヒールのない靴をはくようになりました」とのお答えに、教職員が一斉にうんうんと頷く一場面もありました。
お二人とも、本当に愛情いっぱいに子育てをされておられることが伝わってきて、ほんわかして幸せな空気がただようインタビューとなりました。
インタビューを終えて、学生からは
「お母さんの愛情が伝わってきました♡」「服装やみる番組などの生活が変わるということイメージしたことがなかったので、びっくりしたけれど、それを楽しんでおられることがわかりました」「ちょっとした手助けでもうれしいとおっしゃっていたので、これからは困っておられる親子の方を見かけたら勇気を出して声をかけてみようと思いました」との声があがりました。
また、お母さんからは、「大学で実際に子育てをしている母の話を聞く取り組みはとてもいいと思います」とのお言葉をいただきました。
学生という立場ではなかなか深くは知る機会がない、親子の生活や親御さんの気持ちに触れることができたひと時でした。