音と言葉に着目した総合表現の授業では、2年生が6~7人のグループで、クラッピング活動に取り組みました。手拍子、膝打ち、足踏みを組み合わせて、シンコペーション、3連符と16分音符を含むリズムアンサンブルを作りました。
コロナ禍で対面授業自粛の真っ最中に入学したこの学年にとって、やっと実現したグループでの取り組みです。学生の感想を紹介します。
「叩く場所や叩く強さ、アレンジが違い、グループによって個性が出ていて面白いなと思いました」
「他の人のリズムもしっかり聞きクラッピングしました」
「顔を見あったり、笑顔でリズムを取って、フォーメーションを考え、グループごとに個性が出ていておもしろかったです」
「叩く、という動作だけでも多くの表現ができることを知りました」
「グループで作りあげる楽しさを感じることができました」
無言のクラッピングは、お互いに集中力を向けあい、凛とした表現になりました。
今回の発表会では、担当教員2人のクラッピング発表もしました。タッタカタのリズムが「かっぱのこ」と聞こえたので、お題を「かっぱのこ」としました。「先生の発表を見て、場所を入れ替わったり、前の人の後ろから顔を出したり、足音を加えて、体全体で音を出すことができるなと学びました」と感想をもらいました。教員も楽しみました。