造形ゼミ4年生のIです。
私は、自然素材を使い、肌に優しく、色も柔らかい雰囲気で男女問わず使えるようなスタイを作りました。それぞれの生地の機能性を調べ、素材にこだわり、表裏で異なる生地を組み合わせて作ることでひとつの生地だと補うことができなかったデメリットをカバーできると考えて、制作を進めました。
水玉柄のスタイは、表側の水玉柄は生地がコットンリネンで、特徴としては、優れた吸水性と撥水性があります。また、汚れが落ちやすく、洗濯にも強いということもポイントです。ボロボロにならず、柔らかく変化していくことも良いところだと思い、選びました。
水玉柄のスタイの裏側の星柄の生地はガーゼで、特徴としては、通気性がよく、乾きやすいということと、柔らかく赤ちゃんの肌への刺激が少ないということです。ガーゼ地は、薄手なのでよだれが多いとキャッチしきれないというデメリットを持っているので、よだれが多い子どもに対応できるように表側を優れた吸水性を持つ生地にしてデメリットをカバーしました
ギンガムチェック柄のスタイは、表側のギンガムチェックの生地はコットンで、特徴として、肌触りが良い、通気性・吸湿性に優れているなどがあります。デメリットは乾きにくいというところです。
ギンガムチェック柄のスタイの裏側の無地のベージュの生地はガーゼで、
表側のコットン生地のデメリットである乾きにくさをカバーしました。
リバーシブルにして生地を変えることで、見た目だけでなく、機能性を考えて使い分けることができることができることに気付けました。子どもに合わせて裏表でかえられるということはコスとパフォーマンスも良く、子どもにとっても、親にとっても良いものではないかと思います。