造形ゼミ4回生のTです。私はUVレジンを用いたアクセサリー制作を行い、技法ならびに、デザインや展示方法について研究しました。
UVレジンとは、樹脂のことを指します。レジン液には、1液性のライトで照射すると数分で硬化する「UVレジン(アクリルレジン)」、主剤と硬化剤の2液を混ぜて約24時間で硬化する「エポキシレジン」、柔らかな仕上がりになる刺激臭を伴う2液性「ウレタンレジン」などがあります。これらのレジン液の中から、作品の透明度が高く仕上がり比較的小さい作品づくりに向いている「UVレジン」を選びました。
モールド型へUVレジン液を流し込みパーツを封入し硬化したアクセサリーや、アクセサリーの土台・ミール皿の上にUVレジン液を流し込みパーツを封入し硬化したアクセサリーを作成しました。
展示方法として、コルクボードにフックを差し込み、三脚に立てかけました。台紙を切り取りアクセサリーを飾れるようにパンチで穴を開けてフックに引っ掛けられるようにしました。
制作を進めていくうちに技法にも慣れて、わざとムラを残して波のように表現するなど自分なりの工夫ができるようになりました。展示では多くの方に見ていただけて嬉しかったです。