京都光華女子大学 こども教育学部 こども教育学科 ニュース 造形ゼミ卒業研究⑤~親子の外出を支えるマザーズバッグ

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造形ゼミ卒業研究⑤~親子の外出を支えるマザーズバッグ

造形ゼミ4回生のWです。私は親子の外出を支えるマザーズバッグの企画、制作をしました。

一括りにマザーズバッグと言っても様々な形や種類があり、どういったものが使いやすく、外出時に最適かを考えながら作りました。

 

どのようなマザーズバッグが人気があるのかについて調べてみると、ポケットが多くついているもの、バッグ本体が軽く、洗えるものや汚れがついても簡単に取ることができるものが人気だということがわかりました。そこで、ポケットが多く、バッグ自体が軽いものを作りました。

まず初めに、型紙から布へ型を取りその後バッグを強くするために接着芯をアイロンで貼りました。接着芯を貼り終えた後、裁断をしました。裁断という作業はこのバッグ作りにおいて、重要な作業です。きちんと、真っ直ぐに布を切れるよう真上から見て裁断するということが重要です。

次に縫い合わせを行います。縫い合わせる段階では2枚ぐらいまではまち針をつけるだけで縫い合わせられます。しかし、これ以上の3枚などになってきたり、カーブしているなどの縫いにくい場所を縫い合わせる場合にはしつけを行いその後に縫い合わせることが必要です。その工程をするとしないとでは出来上がりに差ができてしまうのでするべき工程です。

最後に出来上がったマザーズバッグに生後6ヶ月から1歳ぐらいの子どもと親が23時間の外出をする時の荷物を入れてみました。作ったバッグに荷物を入れてみると思っていたよりも、いっぱいになりもう少し大きいものを作ればよかったかなと感じました。また、ポケットの種類としてもファスナーで閉まるものをつけるとより良くなったのではないかと思いました。今回の研究で、親子の外出には思っているよりも多くのものが必要だと知りました。

布を裁断します

クリップで止めて縫いあわせ 

マザーズバッグの中身にはこれだけのものが入っています