今回から4回のリレー記事で七夕の取り組みをお伝えします。
こども教育学科では「七夕」という一つの行事を、複数の授業でとりあげて多面的に学んでいます。
第1回目は保育方法論の授業です。
保育方法論は、保育文化財や具体的な保育の方法を学ぶ授業です。
七夕を前にした日、この行事の由来を学び、保育園や幼稚園での活動展開の可能性を探るべく、ワークショップを行いました。
織姫と彦星が出会えるようなすごろく作りでは、二人組のアイデアが込められた愉快なものができました。
あおあおとした大笹に、短冊を吊るします。心地よく葉の香りが広がります。トーンチャイムのハーモニーに包まれて、〈たなばたさま〉を歌いました。ゆったりとした気分で楽しみました。二人組で作った七夕クイズは、難解な問いもあり、みんなで一生懸命考えて答えました。
「友達との関わりを楽しみながら作業を進めることができた」「七夕の行事では、自分を表現することや人間関係を深めることが関わっており、よい体験の機会となると考えた」「昔の七夕の過ごし方を知ることができた」と感想を報告してくれました。子どもたちの成長を喜び合える行事について考える機会となりました。