子どもたちとの保育の日々は遊んでいるだけのように見えますが、実はその中味は、保育者の子ども理解と子どもへの願い、そして具体的な手だてが循環しているのです。そのような保育を作り出すべく、保育者の専門性を学び、自らの保育者像を言語化するために「保育者論」という授業が1年生に開講されています。
この授業では、『窓ぎわのトットちゃん』という本を読み、グループに分かれて討議し、討議したことをポスターに表して、発表会をしました。黒柳徹子さんの子ども時代の経験をつづった本です。幼い子どもがどのように周りの物を見ていて、どのように活動していくのか、また先生に支えてもらったことを各グループ発表で聞きながら、目指す保育者像を考えあう時となりました。
この授業は公開授業でしたので、大学の先生方にもご一緒して頂きました。