造形ゼミ4年生のHです。私は今回、子ども服の種類や機能性について研究しました。
新生児の赤ちゃんは肌がデリケートな為、基本的にベビー肌着は綿100%で作られています。その中でも織りや編み方によって、保温性や伸縮性にも違いが出てくることが分かりました。
私は綿100%の生地で、子ども服のカバーオールと2wayオールを作りました。
◎カバーオールとはTシャツとパンツが一体化となっているつなぎ服のようなウェアです。股の部分がスナップになっている為、開閉しやすく、着替えやおむつ替えがしやすいようになっているのが特徴です。足を動かせるようになる4ヶ月頃から身につけます。
◎コンビ2wayオールは、ワンピースにもズボンにもなる2通りの着方がある子ども服です。
新生児期は股下スナップの留め方次第で、ワンピースにもズボンにもなるので足を動かすようになってからでも活躍するお洋服となっています。新生児〜生後2ヶ月は50cm〜60cmをそれぞれ3枚〜4枚用意していると良いです。中でも布に穴を開けてスナップボタンを通すところが難しく、左右対称、正確に穴を開けてボタンをつけないと、ボタン同士がくっつかなくなるのでとても難しく重要な作業でした。
実際に作ってみると、ボタン位置や襟ぐりなど難しいところもありましたが、それだけ工夫されていることがわかりました。今後は制作を通して考えたことを卒業論文にまとめます。