こども教育学科では2022年度より「認定絵本士」の養成課程を開設しました。
認定絵本士は国立青少年振興機構が認定する資格で、養成課程の設置された大学に在籍し、規定の2科目30回の授業を受講して毎回の課題・出席要件をクリアすることで取得できます。子どもの読書活動を推し進める活動に携わる知識と技能をもった人材を育成するため、「知識」「技能」「感性」の3領域についての講義を受講することが定められています。学科教員が担当する講義以外にも、公立図書館の児童書サービス係長、絵本専門店店主、地域でのお話会の担当者、絵本作家や絵本編集者など、大学の授業ではなかなかお話を聞くことのできない多くのゲストスピーカーの方々の講義も受講し、それらはとても楽しく、興味深い内容でした。
本学で開講初年度の「こどもと絵本Ⅰ」及び「こどもと絵本Ⅱ」の2科目を受講し、単位を認定された現4年生37名がこの度、青少年教育振興機構より認定絵本士資格が認定されましたので、学科で授与式を行いました。可愛いデザインの資格認定証を手にして学生の皆さんはとても喜んでいました。今後、保育者・教員として絵本に関する知識を深めたり技能を高めたりし、絵本の魅力を子どもたちのみならず、多くの人々に伝えて行ってもらえればと思います。