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こども教育の学び

絵本について学んでいます

保育内容(言葉)の授業の中では、絵本について学ぶ時間を設けています。

子どもの発達を考慮したお勧め絵本を紹介し合ったり、読む練習をして実際に全員が順番に光華幼稚園に行って園児の前で読み聞かせをしたりします。

多くの学生がまだ実習前ということもあり、なかなか仲間の前でも恥ずかしくて声が小さくなってしまったり、読むことに必死になって聞き手の方にまで意識がいかなかったりする・・・と悩みの声が出てきます。

そのよう中、実習を終えた上級生の姿が眩しく、また多くの学びを与えてくれています。

 

ある学生の振り返りシートから*******

隣のグループは先輩方でした。先輩方の読み方を見たり、アドバイスをもらったりしました。その内のお一人は、実習に行った際に、毎日10×2週間読んでいたらしく、少ないセリフ量の絵本でもすぐに終わることなく、じっくり時間をかけて読んでいました。お二人とも読むだけではなく、子どもたちの方をよく見ながら、問いかけや話しかけも多く、見ていて楽しめる読み方だったので勉強になりました。

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学年を越えて学び合える関係性や場があるということは、新たな気づきを得られる下級生にとっても、これまでの経験を発揮でき学んできたことを自覚できる上級生にとってもとてもよい機会であったと感じました。
保育の質を高め合える学生さんがステキです。

読み手も楽しそうですが、聞き手も体も気持ちも乗り出して一緒に絵本を楽しんでいます。

「そこいいね!」思わず顔もほころびます。よかったところは、さっそくスマホでロイロノートのワークシートに打ち込みます。もちろん、「もっとこうした方がよかったよ」も・・・