本学では，令和4年度から，3年生を対象に，「認定絵本士」を養成するための講座を，「こどもと絵本Ⅰ」「こどもと絵本Ⅱ」という授業科目で開講しています。絵本について「知識を深める」「技能を深める」「感性を磨く」という目標の下に、「絵本とは何か」「さまざまな絵本のジャンル」「絵本と出会う」というテーマを扱っています。

国立青少年教育振興機構　教育事業：認定絵本士

https://www.niye.go.jp/services/ehon-nintei.html

　前期「こどもと絵本Ⅰ」の第4講は，「絵本各論②　視覚表現，言語表現から見た絵本」です。絵本にはたくさんの視覚表現や言語表現が詰まっています。そうした絵本の視覚表現の工夫や言語表現の工夫について実感するために，実際に絵本に触れることを重視しました。授業では，表現方法に工夫のある絵本を30冊程度用意し，その中の一部の絵本を受講生に読んでもらいながらその工夫を紹介するという演習を行いました。授業外課題として，表現方法に工夫のある絵本を自分でも探してみることを加えて，絵本の表現内容を理解し，絵本の魅力に気付き楽しむことを学んだことでしょう！