6月2日のオープンキャンパス担当教職員内では、当日を迎えるまでにあじさいをめぐって盛り上がりました。
ことの発端は、オープンキャンパスで体験授業を担当する図工科の教員が「教室にあじさいの花を飾りたい」と言ったことに始まります。はさみやのりを使って、あじさいの花のように貼っていく授業をイメージしていたからです。
「買ったら高いですよね…」
「家の庭のあじさいはまだつぼみです…」
教員同士、顔を合わせるたびに、あじさいをどうして用意しようかと、話題になりました。
ところが、「あじさい、あじさい」と唱えながら学内を歩いていると(正確には、探しに行った)、あちらこちらで丸いあじさいに出会います。一番の満開は賢風館の横。1号館の裏も見事な咲きようです。階段の脇、ビオトープの中、南校地にも3か所見つけました。
花泥棒は良くありませんので、学園運営部さんに事情を話して「少しください」とお願いしました。「賢風館の横のものを2,3本摘むのは問題ないです!」と言ってくださったので、ありがたくそのようにさせていただくことにしました。
コモンズ職員は、昼休みに学生と小さな折り紙でこつこつと作ってきた花を集めて貼り、あじさいを仕上げました。
さて、オープンキャンパス当日、「家のあじさいが咲きました」と持参したものも加えて、花瓶に生けたあじさいで、柔らかで明るい教室になりました。
さて、一句
「あじさいと 唱えるごとに 仲良しに」
あじさいさわぎはこども教育学科に喜びをもたらせましたよ。