2025.01.28 こども教育の学び

2024年度 保育実習ⅡⅢ実習報告会

 実習中に体験したエピソードを、グループでロールプレイにして考察、討議する方法で行いました。学科教員、「仏教教育論」担当の教員も集まり、下田部保育園園長と主任のお二方がコメンテーターとして参加してくださいました。エピソード題は以下の通りです。

 

「パンダのぬいぐるみ」

「電車ごっこ」

「上手に着替えられるかな」

「巨大アンパンマン なげてもいいか?」

「公園からの帰り道」

「みんなで作ろう!お山作り」

 

 子ども役、実習生役、保育者役、と演じるとそれぞれが考えを持って言動をしていたことがわかりました。子ども同士、また実習生との関わりの中での子どもの気持ちと行動の変化を見ることができました。コメンテーターからは、「安心、安全の場にしていくためにどうしたらよいでしょう」「このエピソードから、明日の保育にどのようにつなげていきますか」との問いかけがあり、グループで一生懸命に考えて答えていました。それぞれのエピソードの中に、実習生が子どもの育ちにベクトルを向けていく姿がありました。

 とても充実した実習報告会となりました。

電車ごっこ: 実習生と一人の子どもの遊びが、集団の電車ごっこに発展していくプロセスです。その時の実習生の生き生きとした動きは子どもたちを惹きつけます。子どもは「乗りますか?!」と声をかけてもらってとても嬉しいのです。運転手さん、安全スピードでね!
巨大アンパンマン なげてもいいか? :「なげてもいいか?」→なげてはいけません。でもその場面に遭遇した実習生ができることは何でしょう?
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