実習中に体験したエピソードを、グループでロールプレイにして考察、討議する方法で行いました。学科教員、「仏教教育論」担当の教員も集まり、下田部保育園園長と主任のお二方がコメンテーターとして参加してくださいました。エピソード題は以下の通りです。
「パンダのぬいぐるみ」
「電車ごっこ」
「上手に着替えられるかな」
「巨大アンパンマン なげてもいいか?」
「公園からの帰り道」
「みんなで作ろう!お山作り」
子ども役、実習生役、保育者役、と演じるとそれぞれが考えを持って言動をしていたことがわかりました。子ども同士、また実習生との関わりの中での子どもの気持ちと行動の変化を見ることができました。コメンテーターからは、「安心、安全の場にしていくためにどうしたらよいでしょう」「このエピソードから、明日の保育にどのようにつなげていきますか」との問いかけがあり、グループで一生懸命に考えて答えていました。それぞれのエピソードの中に、実習生が子どもの育ちにベクトルを向けていく姿がありました。
とても充実した実習報告会となりました。