幼児教育コースのすべての実習を終えた3年生と、これから実習に臨む1年生が懇談しました。先輩たちは実習の準備、実習中の一日の流れ、子どもたちとの関わり、部分実習やピアノを担当したこと、と話したいことがたくさんあります。子どもたちが喜んでくれた手作り教材を披露し、実習記録や指導案を一緒に見て、グループごとに盛り上がりました。
不安そうな1年生でしたが、話を聞くうちに実習のイメージがついたようで、次第に笑顔になっていました。グループで手遊びも教えてもらって一緒にしました。
3年生の感想を載せます。
「1年生が気さくに話せるように、笑顔でいることを心掛けました。たくさん質問してくれて、よかったなと思いました。」
「自分も不安を抱えながらも実習を乗り越えてきたんだなと懐かしさと頑張りを感じることができました。」
「話しながら、自分自身も実習の振り返りができました。」
「3年生同士でも、手づくりのシアターやペープサートも見あい、手遊びを一緒にして、改めて保育のレパートリーを増やすことができました。」
後輩のためを思い、精一杯に配慮しながら懇談したことがわかります。そして、語る自らも励みを受ける時間であったようです。
先輩の姿にあこがれること、後輩に伝えることは、大学の中での学びの循環となっていきます。