2025.04.12 こども教育の学び

総合表現Ⅱ(授業紹介)

「総合表現Ⅱ」では造形表現と身体表現を連携させた活動に取り組んでいます。授業の後半には絵本をもとにした表現遊びを計画して光華幼稚園で子どもたちと一緒に行いましたので、その様子を受講した3年生2名から報告します。

 

Hさん

総合表現の授業の実践活動として、光華幼稚園の4歳児さんのクラスに保育活動の実践をしに行きました。「いろがみびりびり」と「おふとんかけたら」という絵本を題材として選び、活動を行いました。

「いろがみびりびり」では、お腹が空いている猿とカニのために絵本で出てきたりんごとおにぎりを折り紙でビリビリ破ったり、丸めたりして作りお腹いっぱいになる様子を見て満足げな子どもの姿が見られました。「おふとんかけたね」では、お布団をパラバルーンに見立てて、パラバルーンの中に入ることをとても楽しんでいる子どもの姿が見られました。

造形活動や表現活動を通して子どもはいろいろなことを想像しながら保育に夢中になって楽しんでくれる姿が印象的で学生もとても嬉しく感じた一日になりました。

Mさん

私が入ったクラスでは、「ねんどくんどんなおと?」や「あめかな?」というねんどと雨の絵本をもとにして表現活動をしました。子どもたちは絵本の読み聞かせを聞いて、「ねんどくん、とげとげになった」「あめがざあざあ、ぽつぽつ」など感じたことを声に出してくれたり、「絵本のなかの動きを真似してみよう」と言うといろんな表現の仕方でねんどとあめを表したりしました。思い思いに小さく動いたり、大きく動いたり、ジャンプしたり、ぐるぐるまわったりいろんな表現をしながら楽しく体を動かしていました。子どもたち同士でも、いろいろな表現の仕方を見せ合ったりして、お互いに「すごいね」などと認め合うような姿を見ることが出来ました。

絵本に登場する動物の紹介
絵本をもとに自由に表現してみよう
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