保育内容(人間関係)では、これまで学んできた理論を実際に子どもたちと関わる中で自分の心と体で感じることも大切に進めています。
これから6回、併設の光華幼稚園から満3歳児の子どもたちを大学の保育実習室に招いて交流保育をします。4~5人で1つのグループとなり、交流の際の遊びを考え、保育指導案をつくり、保育者になって進めます。そして、本日は、その満3歳児の様子や先生方の関わりを観察すべく幼稚園の保育を観察させていただきました。学生は「かわいい!」「かわいい!」「かわいい!」の連発で、笑顔いっぱいで子どもたちの様子を見ていました。
大学に戻ってからは、早速これまでに考えていた保育指導案を練り直し始めました。「ブロックを積んで遊ぶのが好きなようだったから、もっと大きなものを積み上げる遊びに変えてみたらどうかな」「お絵描きをしていたけれど、今は思いっきりぐるぐる描きを楽しめることをねらいにした方がよさそうだと感じたんだけど」「のりはまだ使ったことがないみたい、どうする?」「私はこの場面で大学生とペアになってしまったら集中が途切れてしまいそうに思うので、話をした後に変えてはどうかと思うの、みんなはどう思う?」など、見てきた子どもの実態や興味関心に合わせてねらいを考えなおしたり、教材や道具を見直したり、保育者の援助やタイミングを相談したりしている姿を見て、「かわいい!」だけではなく、しっかりとねらいをもって観察してきたのだと感心しました。
さあ、実際に保育をしてみたら、どのような気づきが生まれるのでしょう。楽しみです。
