京都光華女子大学 こども教育学部 こども教育学科 ニュース こども教育学科特別授業を行いました。

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こども教育学科特別授業を行いました。

7月8日午後、大阪市住吉区の大空小学校でのドキュメンタリー映画『みんなの学校』を視聴後、同校元校長の木村泰子氏の講演をお聞きしました。こども教育学科1,2,3期生、教員、そして公開講座として外部の方々もお迎えし、総勢300人が集まりました。

大空小学校は、子ども、教職員、そして保護者や地域の人々も一緒になってつくる「みんなの学校」で、全ての子どもの学習権を保障すべく、特別な支援を必要とする子もみんなが同じ教室で学びます。それは「人を大切にする力」「自分の考えを持つ力」「自分を表現する力」「チャレンジする力」を子どもたちが身につけていく大切な環境であると木村氏は語られました。

 

学生の感想を挙げてみます。

・先生方の動き、子どもたちの動きがとてもある小学校だった。

・この学校では先生も児童も自分と戦いながら成長しているのが見られとても感動した。

・色眼鏡で見ること、いやなことから逃げること、大空小学校ではそのようなことをいっさい許そうとしない。納得するまで関わり、いろんな教師が反省しあい、子どもと共に学んでいた。

・子どもたちは皆自分を持っている、それぞれ違ってみんな輝きを持っている。

・子ども同士の関わりを大切にしながら、子ども同士のやりとりに少し加わり手助けする。

・言葉一つ一つを大切に伝えていきたい。

・自分の話も相手にユニークに響くように会話をする、思い切って自分から話しかけ仲良くなるすべを掴むことを頑張りたい。

・一人一人の子どもと正面からしっかり向き合うことを大切にしながら子どもと関われる保育者になりたい。

教員、保育者を目指す学生が、自分の身に照らして考える機会となりました。ご来校下さった木村先生ありがとうございました。

こども教育学科では今後も、よりよき教育、保育のあり方を考えられるような企画をしていきたいと思います。