皆さん、こんにちは!
突然ですが、皆さんは、家にストックがある缶詰はありますか?お気に入りの缶詰ありますか?いえ、その前にそもそも缶詰って買いますか?
今回は、10月17日に(株)ニッスイ様の主催でおこなわれた【缶詰座談会】の様子をレポートします。このイベントには、歯科衛生学科学生と健康栄養学科 管理栄養士専攻の学生約20名が参加してくれました。
座談会は、和気あいあいとした雰囲気のなか、一人暮らしと実家暮らしに分かれてグループワークをおこないました。各グループの進行役には、ニッスイ社員の方が担当され、「缶詰」の活用方法や「こんな缶詰あったらいいな」などの事例を展開してくださいました。
参加者は、付箋を用いながら自分の意見をまとめたり、他人の意見に自分のアイデアを加えて意見交換や思考の整理をおこなったりしました。はじめはひとつひとつは何ら関係ない意見に思えても、その中から新しいアイデアが生まれると、学生の表情に明るさと輝きが増していきました。最後は、各グループの意見を発表してもらいました。グループによって、さまざまな切り口から缶詰を考察していて、大変興味深い発表となりました。
今回テーマとなった【缶詰】は、長期保存ができるため、災害用備蓄としても優れています。災害時に歯の状態が悪い場合や入れ歯を使用している方、咀嚼能力が低下した高齢者には、缶詰の野菜や果物は歯ごたえが少なく、少しの咀嚼で食べられるので便利です。歯への影響を考えると、魚の缶詰(イワシやサバなど)は、栄養豊富で骨も柔らかく食べやすく、カルシウムやビタミンDが含まれているので、歯や骨の健康を保つのにも役立ちます。一方で、果物の缶詰は不動の人気で食べやすいですが、砂糖の含有量が多い場合は、虫歯リスクを考慮しましょう。災害時は生活環境が大きく変わるため、口腔ケアを実践しながら、缶詰などの保存食で栄養を補給して、健康を保つ工夫を心がけたいです。
イベントの最後には、参加者全員にニッスイ様より嬉しいお土産を頂きました。
関係者の皆さまに心より御礼申し上げます。