2025.11.25 授業風景

看護学科でバイタルサインを学びました

京都光華女子大学短期大学部歯科衛生学科では、2年次に「看護学」という授業があります。
本学 看護福祉リハビリテーション学部 看護学科の先生方から、
歯科衛生士の仕事とも深く関わる「看護」について、さまざまなことを教えていただきます。
今回は、その中でも「バイタルサイン」について学びました。

バイタルサイン」とは、命にかかわる、からだの大事な基本情報のことです。
からだの状態がどれくらい安定しているかをチェックする指標で、代表的なものとして次のような項目があります。
体温:熱があるかどうか(発熱・低体温)
脈拍(みゃくはく):心臓がどれくらいの速さで動いているか
血圧:血液がどれくらいの圧力で流れているか
呼吸数:1分間に何回息をしているか
これらをセットで確認することで、
・具合が急に悪くなっていないか
・病気やケガが悪化していないか
・治療がうまくいっているか
などを判断します。

実は、2年生の学生たちはすでにバイタルサインについて学んでおり、デンタルチェア(歯科用診療台)での測定は経験済みです。
しかし今回は、看護学科の実習室を使わせていただき、病院のベッドで寝ている患者さんを想定して、
どのようにバイタルサインを測定するかという、より実践的な実習に取り組みました。

いつも座っているデンタルチェアとは違い、「生活の場」でもある病院のベッドでバイタルサイン測定を経験できたことは、
学生たちにとって非常に貴重な学びとなりました。実習後の感想には、

😊「歯科衛生士として病院に勤務してみたい」

😐「バイタルサインの測定は看護師さんの仕事というイメージがあったけれど、歯科衛生士も携わることができると分かった」

といった声が聞かれました。

近年、病院で働く歯科衛生士のニーズは高まっており、その数も増えています。
歯科衛生学科では、歯科医院だけでなく、さまざまな就職先を想定した実践的な実習を行っています。

病院でのチーム医療や、幅広いフィールドで活躍できる歯科衛生士をめざしたい方は、ぜひ本学歯科衛生学科で一緒に学びましょう!
看護学科の実習室で学ばせていただきました
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