授業紹介

健康スポーツ栄養専攻 2年生

運動生理学実習(健康スポーツ栄養専攻)

運動時の身体負荷を目で見て調べる実習です。

正しい食生活と適切な運動は健康づくりや健康増進に直結する要素で、健康運動実践指導者をはじめとするスポーツ指導者にとっては、重要な指導テーマとなります。本実習は、運動によって身体に生じる変化である「生理学的現象」を測定し、その結果から健康づくりやスポーツトレーニングに必要な身体運動の生理的な仕組みや変化を学びます。まず本実習のベース知識となる運動中の身体機能の変化を学ぶため、「運動生理学」の講義を受けます。次に実験器具の使い方と、体脂肪率、心拍数、血圧、エネルギー代謝量、酸素摂取量、乳酸値など運動中にデータを測定する方法を学びます。そして小グループに分かれ、ランニングマシンや自転車エルゴメータなどで運動中のさまざまな負荷データを項目別に測定・分析します。実習終了後は各自が分析結果を持ち帰って考察し、それに基づいたスポーツ・栄養指導時の要点や気づいた点を整理してレポートを提出します。

健康スポーツ栄養専攻 2年次開講