みなさま、こんにちは、桑島です。
写真は、先日訪問した教育実習(栄養教諭)の研究授業の1コマです。
栄養教諭は、学校における食育の推進を中心的に行う先生のことで、主に「食に関する指導」と「学校給食の管理」を行います。
本学科の管理栄養士専攻では一種免許を、健康スポーツ栄養専攻では二種免許を取得することができます。
健康スポーツ栄養専攻では中・高教員の免許(保健体育)と併せて取得する学生も結構いるのですよ!
栄養教諭の教育実習はたった5日間。実習校に慣れた・・・と思ったらあっという間に終わり。
ですので、しっかり事前の打ち合わせや準備が必要になります。
今回は、健康スポーツ栄養専攻4年生の橋本さんが京都市内の小学校で教育実習を行いました。
研究授業は、3年生の学級活動の時間を使い、「食べ残しを少なくするために私たちができることはなんだろう」と題して食品ロスをテーマに行いました。
実習先の栄養教諭の先生から事前に、給食時間のコロナ対応の影響で食べ残しがあると伺い、テーマに選んだそうです。
3年生にはちょっと難しいかも?と、実習前に大学で指導案を何度も書き直しました。
さらに現場でも先生方のアドバイスをいただいたおかげで、練りこんだ、かつ、すっきりした指導案が出来上がりました。
写真の中の画面は、子どもたちの学級の食べ残し1年分を「おにぎり」の個数で表したもの。
インパクト抜群で、子どもたちがぐんと授業に惹きつけられていました!
授業前は緊張の面持ちの橋本さんでしたが、授業中もしっかり笑顔で子どもたちと対話できていて、終わった後は「楽しく授業できました」と、満面の笑みでした!
おつかれさま♡
今回の橋本さんの教育実習では、食に関する指導の研究授業の他、学校給食の調理現場にも入らせてもらったそうです。
大学では、様々な講義や実験実習の授業を受けますが、やはり「現場」を肌で感じることのできる実習は経験効果抜群です。
今回も、教育実習を通してぐんと成長した学生の姿が見られました!