みなさま、こんにちは。健康栄養学科の中木です。
応用栄養学実習では、ライフステージやスポーツ時に応じた栄養ケア・マネジメントに必要な知識・技術の活用について学ぶ授業です。グループ毎に担当する“症例”があり、その症例に合わせた栄養ケア計画を立て、献立を考えて調理を行います。
…とカタイことを書きましたが、学生たちは栄養ケア計画の立案や献立には頭を悩ませていたものの、いざ調理となると「この症例の女子大生はかわいいものが好きやろうから、だし巻きはハート形にしておこう」とか「どうせならかわいいクッキーにしよう」とかアイデアやセンスを存分に発揮してくれました😆
当たり前のことですが、栄養士・管理栄養士は、どれだけよい計画や献立を立てても実践してもらえなければ、食べてもらえなければ意味がありません。発注量を間違えたり、味が濃すぎたり、全然おいしくないデザートができあがったり…(学生さんの提出物を見て変だなと思っても、間違いを体感してもらうためにあえてそのままにすることもあります)いろいろありましたが、3年生たちを見ていて、対象者に寄り添う心だけはばっちりだなと思いました💛