みなさま、こんにちは。健康スポーツ栄養専攻の中木です。
今年度も株式会社スポーツフィールド様からご縁をいただき、スポーツ栄養の最前線でご活躍されている河南こころ先生とお会いすることができましたので、そのことをご紹介しますね。過去の記事はこちらです→https://www.koka.ac.jp/dietitian/news/1800/
河南先生は、オリックス・バファローズやFC今治をはじめ、多くのスポーツ選手やチームを支えておられる管理栄養士の先生です。
本専攻には、「スポーツ栄養を学びたい」「スポーツにかかわる仕事がしたい」というような志を持って入学される方がたくさんいます。実際にスポーツ選手の栄養サポートをされている先生の、教科書には載っていない“生の”話を聞ける機会ということで、熱心にメモを取っている学生も多くいました。
先生が選手やチームにとっての“最適解”を常に探して提案されているご様子が印象的で、そのためには常に自分の知識や技術を磨き、更新していく必要性を痛感しました。○○がだめなら△△、△△もだめなら□■…というように、臨機応変に対応できる力や発想の転換力、柔軟性は1日では身につきませんし、スポーツ栄養のスペシャリストとしてはもちろんですが、どの仕事においても共通する話だと感じました。来年の応用栄養学実習では、難しい(?)症例を基に自分たちで栄養ケアマネジメントを行い、その中で献立作成や調理も行うので、このご講義で学んだ内容をぜひ活かしてほしいと願っています。
そして、知識や技術はもちろんのこと、コミュニケーション力を磨くことの大切さについてのお話は、いろいろな競技の選手をサポートされてきた先生の言葉の重みを感じました。コミュニケーション力というと「誰とでも話せる」ことを挙げる学生も多いのですが(もちろんそれも正解なのですが)、聴く力や礼儀・マナー等、いろんな要素があると思います。
今日のご講義が、学生にとって「今なにをすべきか」を考えるきっかけになっていれば嬉しいなと思います。
河南先生、素敵なご講義をありがとうございました???