『食文化研修』は、健康スポーツ栄養専攻 3年生を対象とした、日本と世界の食文化を体験的に学べる授業です。この授業では、イタリア料理と日本料理という二つの代表的な料理を取り上げ、実際に調理しながら食文化への理解を深めます。
イタリア料理は「母の手料理」として親しまれる家庭料理が中心で、パスタやリゾットなどを学びます。南イタリアで修業経験を持つ「Cantina Arco」のオーナーシェフ、清水美絵さんをお招きし、現地の食材や調理技術、そしてイタリア食文化の魅力を直接教えていただきます。
一方、京料理は四季折々の素材を生かし、美しい盛り付けと繊細な味付けが特徴な京都の老舗料亭「嵐山 熊彦」の料理長、栗栖基さんから、プロならではの技術や京料理の奥深さを学ぶことができます。
調理実習に加えて、専門家による講義もあり、「なぜこの料理が生まれたのか」「どんな文化的背景があるのか」など、料理に込められた歴史や思いも知ることができます。
この授業を通して、異なる国や京料理に触れることで、視野が広がり、自分自身の食に対する考え方も変わるかもしれません。食べることが好きな人、料理に興味がある人には特におすすめの授業です!