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教員コラム

教職員紹介⑪ 全京和先生

 9月に入り、少し涼しくなるのかな…と思いきや今日はとても暑かったですね。

 今日は、教職科目 (教員免許取得に関連する科目)をご担当くださっている全先生をご紹介します♬


① 大学生時代の過ごし方を教えてください。

 大学では、専攻と副専攻、両方の科目を履修していたので、毎日授業が多く、付いていくのに必死でした。高校までとは違って大学では、自分の興味関心に合わせて受講できる科目も充実していたので、一つの問題に対して学問分野ごとに色々なアプローチができるということも分かって、そこが面白かったです。またその中で、自分の考え方と近い分野の授業をもっと受けたりしながら、たくさんの「なるほど!」を体験することができた充実した時間を過ごしました。

② 先生のご研究 (現在のご研究、卒業研究テーマetc)について教えてください。

 大学では、社会学と国際政治学を学んでいたこともあり、その時から興味をもっていたのは、国境を越えたガバナンス体制の在り方についてでした。教育学研究科の大学院に進んでからは、教育分野に対象を絞って、欧州連合(EU)の教育・訓練分野に適用されていた政策協調手法について研究をしていました。最近は、大学の機能別分化や大学と社会の連携などに興味があるので、これからの時代に大学の役割と機能がどのように変わっていくのかについて調べていきたいと思っています。

③ 健康栄養学科を目指す高校生へメッセージをお願いします。

 教師のもつ影響力には、すごいものがあります。教師に支えられながら生徒は未来を描き、その若者の描く未来は、社会をも変えていく力になります。今、日本の学校教育は大きく変わろうとしています。2017年には新しい学習指導要領が公表されましたが、特に強調されているのは、「主体的・対話的で深い学び」の観点から、学習者が主役となる授業づくりを目指していくことです。これからの時代に必要な教師力を備えて、学校現場で活躍できるように、教師を目指す皆さんを全力でサポートいたします。21世紀型教育の在り方について、共に考え、共につくってきましょう。

 全先生、ありがとうございました?

 次回のオープンキャンパスは9月29日です!! 皆様のお越しをお待ちしております。