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教員コラム

教職員紹介⑬ 永井亜矢子先生

 みなさま、こんにちは。
 前回の更新から少し時間が経ちましたが、本日は臨床栄養学等をご担当されている永井亜矢子先生のご紹介をしたいと思います。

① 大学生時代の過ごし方を教えてください。

 バイトを掛け持ちしてお金を貯めて、2年生と3年生の夏休みは友達とヨーロッパへ!フランス、ドイツ、スイス、イタリア、スペイン…バックパックでめぐる約1か月の旅。同じようにバックパックで旅をする様々な国の人々との出会い、壮大な建築物に歴史的な美術品、素晴らしい景色に味わったことのない料理。はじめての海外はすべてがとても刺激的で、自分の世界が一気に広がりました。それがやみつきになり、今でも旅行が大好きです!

② 先生のご研究 (現在のご研究、卒業研究テーマetc)について教えてください。

 健康な方や病気の方の味覚に影響を与える因子について研究をしています。人は生きるために食べ物を食べますが、味覚に異常があると、きちんと食事をとるのがむずかしくなり、健康や病状に影響することがあるからです。今年度の卒業研究のうち、味覚をテーマとしているものは「透析患者の味覚」「味覚と他の感覚との関連」です。味覚以外のテーマでは「小児食物アレルギーの成長への影響」「血糖値に影響を及ぼす因子の検討」などがあります。

③ 健康栄養学科を目指す高校生へメッセージをお願いします。

 みなさんは大学生になったら、勉強以外に何をしてみたいですか?本学科では、健康や栄養について深く学び、栄養士、管理栄養士、運動の指導者などを育てますが、どの専門職も「人」に関わる職業です。健康や栄養の知識だけでは、人の心は動かせません。人の心を動かすには、人間の幅も必要です。人間の幅は何かをがんばったり、考えたりする中で、今まで自分になかったマインドやものの見方に気づき、取り入れることで身につくものだと思います。みなさんには勉強以外の何か(サークル、趣味、課外活動…なんでもかまいません!)にもぜひトライしてもらい、人間の幅をどんどん広げていってもらいたいです。そしてそのお手伝いが私にもできたら、とってもうれしいです!

 永井先生、ありがとうございました?

 今週末は「あかね祭」という本学の学園祭が実施されます。また、12月8日には今年最後のオープンキャンパスも行われます。ぜひお越しください。