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教員コラム

教職員紹介⑱ 藤澤克彦先生

みなさま、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

 今日は、藤澤克彦先生のご紹介をします。

1. 大学生時代の過ごし方を教えてください。

 正直しっかり勉強した,というよりは自由に過ごしていた,という感じです。さらにこの時はとにかく女性が苦手で人とのコミュニケーションがうまくとれない人間でした。人前で発表することが苦手,いや,嫌いでそういったことは最低限でこなしているような学生でした。自分が今,教育関係の科目で教壇に立っていることは当時の私から考えられないです。

 しかし,そのような過ごし方をしていた結果,社会人になって非常に苦労しました。ちゃんと勉強すれば良かったと反省です。それから人と話をしようと思い,人に向かい合ってみると意外と話ができるもので(笑)そう感じて人に興味を持つようになり,気が付いたら教育にはまっていました。

 今では,高校・大学時代からもっと自分の可能性を広げるためにコミュニケーションをとって,しっかり勉強しておけば良かったと思うばかりです。そうすれば私はどんな人生を送っていたんだろう。皆さんもこれは自分にはできないと思わず,まさに今,自分を変えようとしてみて欲しいです。必ず人生変わりますよ。

2. 先生のご研究 (現在のご研究、卒業研究テーマetc…)について教えてください。

 今は栄養教育に関する研究をしています。もともとは摂食障害,主に拒食症に興味があって研究したいと考えていました。摂食障害で悩む人,減らしたいです。その思いがきっかけとなって今では妊娠期や乳児期の離乳食についての教育をテーマに研究しています。幸せな結婚・妊娠・出産の手助けができれば幸せです。

 卒業研究では,離乳食教育や地域の飲食店調査を行っています。理論的な考えを身につけながら楽しく研究してもらいたいと願っています。

3. 健康栄養学科を目指す高校生へメッセージをお願いします。

 管理栄養士・栄養士はとても素晴らしい職業です。就職しやすい!というのも大事だと思いますが,やはり人生を豊かにするために「食」は欠かせません。「食」を整えることは人の健康や幸せを根底から支えることになります。人間の生活を基盤から支えているわけです。

 それだけでなく,ここで学ぶことで「食」を整えつつ「食」を楽しめるようになります。

 そんな素敵な職業,管理栄養士・栄養士になって,人を,日本を一緒に「食」の力で支えましょう。

 藤澤先生、ありがとうございました。3/20に予定されていたオープンキャンパスはコロナの影響で中止となってしまいましたが、早く収束することを願い、来年度みなさんにお会いできます日を楽しみにしております。