今回は、授業で使用する〔第一食物実習室〕をご紹介します!
調理室は、第1・第2と2つあり、本学では〔第一(第二)食物実習室〕と呼んでいます。ここで調理の基礎から学び、応用栄養学実習や臨床栄養学実習、スポーツ栄養学実習など、様々な対象者を想定した調理技術や食事の提供について学びます。
授業の日は、コックシューズに履き替えて入室し、まず①配食室へ向かいます。
こちらの部屋では、出欠確認や担当の先生より実習内容の説明があったり、栄養価計算などの課題に取り組んだりする、いわゆる「調理実習に伴うワークの場」として使用されます。班で活動することが主ですので、着席も班単位が多いです。こちらの部屋は大量調理を学ぶ〔給食経営管理実習室〕と隣接していますので、両専攻3年生で履修する『給食マネジメント実習』では、実際に100食調理をする際、喫食者に食事を提供する部屋としても使用します。
実習内容が理解でき、班のみんなで役割分担をし、白衣と帽子で身支度を整えたら、さぁ、いよいよ②実習室へ向かいます♪
こちらでは、班に分かれて協力し合いながら実習に取り組みます。内容は調理技術の基礎から応用まで、また作る献立も食事を提供する対象者に合わせて様々なものがあります。決められた時間内に、安全で安心できる食事を提供できるよう、衛生についても実践で学びます。
料理が完成したら、②実習室の後方にある③試食室に運び、先生や班員で講評を行った後、試食をします。
単に「美味しい、美味しくない」「成功した、失敗した」という批評をするのではなく、食材や調味料の分量、調理方法は適切だったか、失敗を次回にどう活かすか、班員で話し合いながら試食をすることがとても大切です。
試食後は片付け、掃除に移り、先生の総括が終了次第、授業は終了です。お疲れ様でした♪
STAY HOMEの毎日が続いておりますが、今年入学された1年生のみなさまや高校生の皆さまが、調理室(食物実習室)の中や授業の流れを少しでもイメージできていたら嬉しいです