今日は、先日より調理室や図書に関する記事をご提供くださっている実習職員の中尾さんのご紹介をいたします?
① 大学生時代の過ごし方を教えてください。
長期休みにも臨地実習があり、とにかく実習や国家試験の勉強で日々追われていた記憶があります。国家資格を持って働くことの厳しさをこの4年間で学びました。
一方で、時間を見つけてはアルバイトをし、クラスの友人と美味しいお店を食べ歩いたり、旅行や遊びに行ったりしていました。香川県へ行ってうどん屋巡りをしたことは良い思い出です。卒業後はみんな色々な分野で管理栄養士として活躍していますが、時折集まっては情報交換がてらごはんに行くことも社会人になってからの楽しみでもあります。
② 管理栄養士国家試験にまつわるエピソードを教えてください。
私たちの代で前年よりも合格率を上げてやろう!と学年一体となって試験勉強に取り組んでいました。
成績上位者は、なかなか点数に結びつかない子たちのサポート役となって、自分だけが合格すれば良いということではなく、「みんなで管理栄養士になるんだ。」という想いで必死だったような気がします。
「試験に合格することはゴールではなく、スタートだ。本当の勉強は合格したその日から始まる。それが資格をもって働くことだよ。」という先生方の当時の言葉は、管理栄養士として働き始めると、その意味を痛感します。
③ 健康栄養学科を目指す高校生へメッセージをお願いします。
将来のことについて、悩んだり、夢を抱く時期だと思います。「社会人になる」まではまだ時間がありそうにみえますが、実際に大学に進学すると案外時の流れは早いものです。
管理栄養士は、食事を通じてひとの「命」に触れる仕事です。時に厳しい現実と向き合うこともありますが、「美味しい」や「いつもありがとう」の言葉を頂く度に、この仕事をしていて良かったと思います。
誰よりも食べることが好き、作ることが好き、食事の力で社会に貢献がしたい!!と思っている皆さん。ぜひこの大学で一緒に栄養士・管理栄養士を目指しましょう!!皆さんの入学を心待ちにしています。
中尾さん、ありがとうございました?