栄養士の知識や陸上競技の経験を生かし、生徒の成長をサポート
Q.現在の仕事内容と、やりがいを感じることを教えてください。
中学校で保健体育の授業を担当するほか、3年生のクラス担任や陸上競技部の顧問もしています。生徒が授業終わりに「今日もありがとう」と言ってくれたり、帰り際に「また明日」と声を掛けてくれたりすると、学校生活を楽しく過ごしてくれているんだと実感します。部活動の厳しい練習も仲間と共に楽しめるよう、意識して指導していることもあり、生徒が「やりきった」という清々しい表情を見せてくれたとき、大きなやりがいを感じます。
Q.大学での学びや経験はどのように生かされていますか?
学生時代に栄養士の資格も取得。私自身、陸上競技を続けてきた中で貧血に悩んだ経験があり、栄養の知識も身に付けることで子どもたちを支えたいと考えました。保健体育の授業や部活のときに食事のアドバイスをするなど、実際にとても役立っていると感じます。また、在学中に学科の先生方が「頑張っているのを見ているよ」と声を掛けてくださったことが強く印象に残っています。自信につながりましたし、生徒一人ひとりの様子をしっかり見る大切さも学びました。
Q.就職活動において、大学のサポートはいかがでしたか。
大学4年生のときには、学科の先生方に小論文・面接対策などのサポートをしていただき、本当に心強かったです。陸上競技部の活動と教職課程の両立は大変でしたが、授業優先で練習スケジュールを調整しながら乗り越えることができました。チームで全国大会出場という目標を達成でき、部活動を続けて本当によかったと思います。