授業紹介

公衆衛生学

個人水準で健康を扱う臨床医学に対して、公衆衛生学は社会水準で健康を取り扱うので社会医学とも呼ばれる。その範囲は多岐にわたり、健康に影響をおよぼす様々なリスクを同定し、予防活動に結びつける学問である。

本講義では「社会に役立つ公衆衛生」を基本として、公衆衛生学の理論、衛生行政、予防、健康、老人・成人保健、生活習慣病や難病疾患、産業衛生、母子保健、衛生統計などについて学習する。さらに、世界における日本の現状および動向について理解し、日本における公衆衛生のあり方について考える。