目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」
人間健康学群の学びは、持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)の実現にも強く関連しています。本ブログでは、以下の目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」との関連についてご紹介です。
概説
持続可能な開発目標(SDGs)の目標9は「産業と技術革新の基盤をつくろう」です。この目標は、質の高いインフラの整備、持続可能な産業の発展、研究開発とイノベーションの促進を通じて、経済成長と環境保護を両立させることを目指します。また、中小企業の支援や情報通信技術へのアクセス向上も重視されます。
人間健康との関連
質の高いインフラは、健康に大きな影響を与えます。清潔な水や衛生設備へのアクセス向上は、感染症の予防に役立ちます。交通インフラの整備は、医療機関へのアクセスを容易にし、緊急時の対応力を高めます。さらに、産業化とイノベーションは、医療技術や医薬品の開発を促進し、全体的な健康改善につながります。
人間健康学群での関連授業科目
授業科目:「くらしのなかの経済学」
授業テーマ:現実社会における実際の経済現象や時事問題を経済学という視点で,より身近なものとして捉えるための基本を身につける
授業の概要:私たちの周囲には様々な経済現象が存在します。「景気が良い」とか「景気が悪い」、「円高・円安」「インフレ・デフレ」、「物価」といったことを日常でも耳にします。これらは経済現象を具体的に表したものです。また、政府・企業や国際的なレベルから生活に密接に関係する身近なものまで様々な経済問題もあります。経済学的な視点を学ぶことにより、実際の経済現象や時事問題を身近なものとして捉え、より複雑化する現代社会における経済問題についての視野を拡大するための知識を幅広く修得することを目指します。
文責 酒井浩二