2024.05.31

人間健康学群で学ぶSDGs⑩

目標10「人や国の不平等をなくそう」

人間健康学群の学びは、持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)の実現にも強く関連しています。本ブログでは、以下の目標10「人や国の不平等をなくそう」との関連についてご紹介です。

概説
持続可能な開発目標(SDGs)の目標10は「人や国の不平等をなくそう」です。所得格差の削減、すべての人の社会的・経済的・政治的包摂の促進、移民や難民の保護、金融市場の規制強化を通じて、平等な社会を実現することを目指します。また、開発途上国への支援や、公正な貿易・投資システムの構築も重視されます。

人間健康との関連
不平等の是正は、健康改善に直接的な影響を与えます。所得格差の縮小は、低所得層の医療アクセスを向上させ、健康格差を縮小します。また、社会的包摂の促進は、精神的健康の向上につながります。移民や難民の保護は、彼らの健康リスクを軽減し、基本的な医療サービスへのアクセスを確保します。全体的に、平等な社会は健康の社会的決定要因を改善します。

人間健康学群での関連授業科目
授業科目:「国際社会とジェンダー」
授業テーマ:国際社会、日本社会における「ジェンダー」に関する課題について考える
授業の概要:ジェンダーの視点を基礎知識から学びます。また、国際社会や日本社会におけるジェンダー問題について学ぶと共に、自分の暮らす社会の課題を批判的に考察する視点を身につけます。さらに、現代のグローバル社会における女性を取り巻く問題に気づき、考え、行動する力を身につけることを目的とします。

文責 酒井浩二

SDGs目標10「人や国の不平等をなくそう」
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