2024.06.03

人間健康学群で学ぶSDGs⑫

目標12「つくる責任つかう責任」

人間健康学群の学びは、持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)の実現にも強く関連しています。本ブログでは、以下の目標12「つくる責任つかう責任」との関連についてご紹介です。

概説
持続可能な開発目標(SDGs)の目標12は「つくる責任つかう責任」です。具体的には、リサイクルの強化、環境に配慮した製品の使用促進、持続可能な調達、企業の責任ある行動の促進、そして消費者の意識向上が含まれます。持続可能な消費と生産は、経済成長と環境保護を両立させるために不可欠な要素です。

人間健康との関連
持続可能な消費と生産により、有害物質や廃棄物の排出が減少し、空気や水の質が向上します。これにより、呼吸器疾患や水因性疾患の発生率が低下します。また、持続可能な農業と食料システムの導入により、栄養価の高い食物へのアクセスが改善され、栄養不良や生活習慣病の予防につながります。さらに、労働環境の改善も含まれ、全体的な健康と福祉の向上が期待されます。

人間健康学群での関連授業科目
授業科目:環境心理学
授業テーマ:人と環境の相互作用について理解する
授業の概要:国際化に伴う異文化交流、情報通信の飛躍的発達、多発する災害などわれわれを取り巻く環境は、めまぐるしく変貌しつづけています。人は環境を形成する一員でありながら、また人は環境から様々な影響を受け変化していかざるをえない存在でもあります。そこで本講では、このような環境と人の相互作用について概観します。

文責 酒井浩二

SDGs目標12「つくる責任つかう責任」
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