2024.06.07

人間健康学群で学ぶSDGs⑬

目標13「気候変動に具体的な対策を」

人間健康学群の学びは、持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)の実現にも強く関連しています。本ブログでは、以下の目標13「気候変動に具体的な対策を」との関連についてご紹介です。

概説
持続可能な開発目標(SDGs)の目標13は「気候変動に具体的な対策を」です。気候変動の影響を緩和し、適応するための対策を強化することが含まれます。具体的には、温室効果ガスの排出削減、再生可能エネルギーの推進、気候変動対策の国際的な協力の強化が求められます。また、気候変動に対するレジリエンスを高めるために、コミュニティや生態系の保護も重視されます。

人間健康との関連
気候変動がもたらす極端な気象現象や気温上昇は、熱中症や感染症のリスクを高めます。また、気候変動による食糧供給の不安定化は栄養不足を引き起こす可能性があります。気候変動対策を講じることで、これらの健康リスクを軽減できます。さらに、温室効果ガスの削減は、大気汚染の減少にもつながり、呼吸器疾患や心血管疾患の発症リスクを低下させます。持続可能な環境は、人々の健康と福祉に不可欠です。

人間健康学群での関連授業科目
授業科目:生活と防災
授業テーマ:災害と防災の知識を身に付ける
授業の概要:近年、これまでに経験したことのない大雨や台風、地震などが多発している。このため、日頃から災害を我が事として捉え、災害に対する備えのほか、発生時にどのように行動すべきか考える必要があrます。また、災害発生後は女性がその被害を受けやすく、女性視点の対策も重要となります。本講義では、被災地における女性への人道支援のあり方、QOLを下げないための避難所の運営などについても、生活者と運営者の両視点から考察します。

文責 酒井浩二

SDGs目標13「気候変動に具体的な対策を」
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