2024年6月19日(水)に、京都府向日市内の高校で授業題目「相手が納得しやすい文章表現の技法」にて出張講義を50分間、担当させて頂きました。生徒様が245名で、文章作成のワークも挟みますので教室での講義が理想的なため、1つの教室で私が対面講義のうえ、他の6教室にオンライン配信頂く形式で担当しました。
授業概要は以下の通りです。
授業の目的:論理的な文章を書く基本を身につける
授業の目標:400文字の論理的な小論文を作成する方法を理解する
授業の内容:1.論理的な思考と表現の基本構造、2.小論文の3部構成、の理解と作成
上記の授業の内容の1、2について、1について説明したうえでワーク1を7分間行い、2について説明したうえでワーク2を10分間、行いました。ワークは、個人で取り組む生徒様、相談しながら取り組む生徒様など多様で、一生懸命にワークシートに作成していました。
本講義を通じて、小論文を作成することへの自信がある程度できたのではと思います。小論文の作成・試験等で、以下の1から3の手順で、時間配分としてそれぞれ1:2:3ほどの比率で取り組んでみると、比較的円滑に制限時間内に小論文を作成できると考えています。
1.ワーク1を作成
2.ワーク2を作成
3.小論文の清書
授業最後の3分間程で、本学の人間健康学群の紹介(チラシ、健康増進プランコンテストなど)をさせて頂きました。
教室のクラスの先生のご指導、生徒様のにこやかな雰囲気もあり、円滑に授業運営できました。授業後の教室退室時も、生徒様から笑顔で「ありがとうございました」と御礼を言って頂き、大変感動致しました次第です。
本学では、レポート作成方法について基礎から学ぶ授業科目があります。ぜひ大学で、より詳しくレポート作成方法を学び、思考表現力を高めて、専門分野での知識・技能・実践力を高めて頂ければと考えています。
文責 酒井浩二