動物の親は子どもを養育します。では、動物の子どもは成長後、自分の親を介護するか疑問に思い情報検索しましたら、以下のウェブ記事がありましたのでご紹介です。
みんなの介護「小菅正夫「動物は人間を映す鏡。介護の本質を動物に学ぶ」
https://www.minnanokaigo.com/news/special/masaokosuge/
上記のウェブ記事によれば、動物は介護をしない、とのことです。動物の親は介護を受けずに死を迎えることになります。動物の本能は、自身の生存維持、繁殖による種の増殖であり、長寿に向けた介護は動物にとって必要性がない模様です。
しかし、人間の場合、子ども、孫、親類が介護します。また、血縁関係者だけでなく、公共サービスとしても介護します。自助、共助、公助など、多様な立場で介護を受けられ、また携わります。介護や長寿は、他の動物にはない、人間の尊厳と思います。
では、超高齢社会で、人間はいかに長寿を充実させるか、QOLを高めるか?この課題は、日本だけでなく多くの先進国でも重要です。人間健康学群では、超高齢社会のライフスタイルを学び考察しています。
文責 酒井浩二