2024年12月8日(日)に、大阪大豊中キャンパスで以下の内容で学会発表しました。
酒井浩二 2024 近距離モビリティ(電動車椅子規格)WHILL 「ウィル」 の 試乗実験による ヒ アリング調査結果.第69回消費者行動研究コンファレンス報告要旨集, pp.19-22
持ち時間は、発表10分間、質疑5分間の短い発表時間となります。発表後、以下のようなご質問等を頂きました。
・他の電動車椅子と比較したウィルの秀でた特徴
・実験参加者が高齢者でなく健康な若い年齢層であった理由
私は消費者心理学を専門領域の1つであり、専門科目「消費者心理学」を担当しています。授業内容の1つとして、消費者行動を規定する諸要因として、以下のような要因があります。まったく同じ商品でも、以下のような諸要因により購買の有無や購買する商品のカテゴリやブランドが異なってきます。ちょうど授業で紹介している内容の研究がいくつか発表されていましたので、興味深く視聴していました。
個人要因(消費者のパーソナリティ、価値観、ライフスタイルなど)
状況要因(商品の展示方法、発信情報、時期・時間など)
環境要因(消費者の家族関係、友人関係、所属集団など)
今後も、電動車椅子ウィルの操作性等について、試乗実験を通じて検証していきたいと考えています。
文責:酒井浩二